アメリカと香港の金利差がなくなってしまいましたので
現在はこの方法は使用できません。

しかし、半年くらいはかなり美味しい投資先だったのは確かです。
他の通貨でも同じ事が起こらないとはかぎりません。
注意深くペッグ制の通貨をチェックし続けます。

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ドルペッグ通貨の代表的なもので
私が扱っているものは香港ドルです。


当初、香港ドルを調べたのは、ペッグ制を利用して儲けるつもりではなく、
どの国が一番利回りがいいかを調べて居た時に偶然ペッグ制について知りました。

香港ドルは、ドルに対して完全に固定されているのではなく、
一定のレンジで変動しています。
現在7.75〜7.85%での変動となっています。

アメリカドルを買っても、香港ドルを買っても
為替差益も差損もほとんど同じだけ発生します。


スワップ派の私とすれば
当然スワップポイントが多い方を選ぶつもりでした。 

米ドル    買 160円  売 -165円
香港ドル   買  12円   売   -14円

1米ドル=約7.8香港ドルなので
香港ドルのスワップを
7,8倍すると 93.6円になります。


為替差益、差損が同じなのに
世間で香港ドルよりアメリカドルが買われるのが分かりました。
アメリカドルと香港ドルの二者択一では
やっぱりアメリカドルの方がお買い得だなあと思っていました。


しかし、
落ち着いて考えてみると
為替差損と為替差益が同じということは
アメリカドルを買って
香港ドルを一定数売ると
スワップ派の最大の恐怖の
ロスカット
がないと言うことです。

スワップポイントも当然差し引きされますから(160円-93.6円=66.4円)
レバレッジ1倍ではスワップポイントは低くなってしまいます。

しかし
ロスカットを恐れる必要が無いということは、
レバレッジをガンガンに掛けても大丈夫だということです。
ちなみに、50〜60倍で運用していきます。


ここでよく考えてみると
USDJPY買い(日本円を売って米ドルを買う)
HKDJPY売り(香港ドルを売って日本円を買う)の2つをしてもいいのですが、
USDHKD買い(香港ドルを売って米ドルを買う)をしたほうが楽だと思います。

問題は米ドルに完全固定されているのではなく多少変動していることです。
レバレッジを高い目にするため、
少しの変動で命取りになることがあります。

私の方法は
22,000円の保証金に対して香港ドルを売って10,000米ドルを買っています。
10,000米ドル=1,210,000円なのでレバレッジが55倍です。
普通であれば、
スワップ狙いならありえない高レバレッジです。

しかし、
ペッグ制をとっているからこそできる方法です。

ただ、香港政府が
アメリカドルのペッグを止めて
中国元との連動も考えているようなので注意してみておいたほうがいいと思います。

仮に、ペッグ制が解除された場合の動きを考えてみると、
価値が上がっていく中国元と連動するであろう香港ドルの価値が上がっていくと思います。


問題は、ペッグ制が解除された瞬間の動きが問題です。
ロスカットの基準で、売買が成立せず、
大きなマイナスを背負うことも考えられます。

高レバレッジを掛けているだけに損失も大きくなる恐れがあります。

ペッグ制が維持されるのであれば、
ローリスクハイリターンなのですが、
ペッグ制の維持が怪しくなると、これほど危険な投資もないと思います。

香港ドルの情報に注意してみていきたいと思います。


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