スワップとは、英語で「交換」という意味で、
FXのスワップとは2通貨の金利差による収入をさします。
分かりやすく言うと
日本円を売ってアメリカドルを1万ドル買うと
アメリカドル1万ドル分の金利を受け取って、日本円の金利を支払います。

ここで日本円の低金利が生きてきます。
日本は相変わらずの低金利です。
これから先は徐々に金利が上がっていくことになると思いますが、
ここ2,3年は海外と比べると低金利だと思います。


ちなみに、
各国の政策金利を比べてみると

アメリカドル 5.25%
ニュージーランドドル 7.25%
オーストラリアドル 6%
イギリスポンド 4.75%
ユーロ 3.25%
南アフリカランド 8.5%
スイスフラン 1.75%


2006年11月に調べた物なので現在と多少の違いがあるかもしれませんが、
他の国の高金利具合が分かると思います。

この金利差を利用して、毎日毎日スワップを稼いでいきます。


政策金利の上昇下降を調べていると
1年間で2%(南アフリカは6%)くらい平気で動いています。


では、日本の金利上昇について考えて見ます。
現在の日本の国債残高と借入金の合計は820兆円(平成18年9月末)を越えています。
仮に金利が1%上がると、現在の国債・借入金が新規の国債、借入金に変わった場合、
金利負担が8兆円も増えてしまいます。
82兆円の収入に対して1割が吹っ飛んでしまいます。
2%も上がろうものなら2割も消し飛んでしまいます。

日銀(福井)が金利を上げたがるのを
政府が必死で抵抗している理由はここにあります。


元々82兆円の収入に対して21兆円の返済というだけで
財政的には破綻しているのに、
さらに16兆円も支払いが増えたら完全に財政破綻状態です。

一般の家計に例えるとよく分かると思います。
年収が500万円の家庭で2%金利が上がった場合は
支払いは128万円から225万円上がります。
だいたい収入の半分くらいが借金の支払いで消えてしまいます。
しかも、収入には新たな借金が含まれています。
(普通、借金でかりる額を収入に含めないのではないでしょうか?)


借金を増やし続けてよいとの政策をとっている日本国に金利上昇にたえうる体力がない。
というのが私の考えです。
国ですら、この状態ですから、市町村など更にひどい所も多々あります。

この状態を打破できる政治家も出現するとは思えません。

財政破綻一直線の現状では、円があまり強くなるとは思えませんので
ここ2.3年はひたすら円を売って高金利通貨を買っていきます。

しかし、キャリートレードの巻き戻しも話題に上がっていますので、
日本円売りはレバレッジを掛け過ぎないように気をつけてください。

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